腰痛が持病となって30年近くになります。

若い頃に迂闊な姿勢で迂闊に物を持ち上げて(小さな子供でしたがw)、ギックリ腰になって、救急車のお世話になった時から、定期的に腰を痛める様になりました。

ただし、いわゆるギックリ腰と、その後の慢性的な腰痛とは原因が異なります。

直接的な原因は異なるのですが、間接的には関係はあるかもね?というのが昔見て頂いてた整形外科の先生の意見でした。

ギックリ腰は、筋肉の損傷や炎症によって急激に引き起こされる激痛で、個人的な経験では、身動き出来なくなり、最悪は呼吸すら難しいという状態になります。呼吸によって腰周辺の筋肉が微妙に動くと激痛を伴うからです。我慢すれば呼吸は出来ますw

軽ければ、1日じっとしてればかなり楽になりますが、酷い時は救急搬送されて痛み止めを注射して貰わないとどうにもなりません。


私の場合はその恐怖の体験を、30歳ころまでに何度か味わった結果なのか、変に腰を庇う姿勢を取る様になり、逆に負担を強いたのかも知れません。椎間板ヘルニアを発症しました。

これはギックリ腰の原因である筋肉とは異なり、背骨の間にある椎間板が飛び出して神経を刺激する事で起こる腰痛ですが、腰痛だけでなく、下半身のあちこちに不具合をもたらすのです。

この両タイプの腰痛に悩まされ、やがて慢性的に足に症状が出始めたので、手術という事になりました。

この経験が、遂に会社員生活を断念して独立して仕事をする切っ掛けにもなった訳ですがね。


メスで切らずに、腹腔鏡手術で飛び出した椎間板を削ってもらって症状は無くなったのですが、それも一時だけで、やがて同じ症状に何度も悩まされる事になりました。

ただ、以前ほどの痛みは感じない為、油断しがちなのです。


どういう仕組みなのか、季節の変わり目に酷い腰痛に襲われます。


春と秋。


最悪、1カ月以上も杖を使わないと起き上がれませんし、もちろん歩けません。


これを年に二回経験するので、毎年2カ月ほど杖を使って生活します。


ところが、今年は春というか4月と5月に兆しがあったので、早め早めに湿布したりしてかなり用心したのでした。・・・いあ、いつも用心してはいますけど、それでも痛めてしまうことが殆どです。

何故なら、コロナ禍で受けた打撃への救済策に色んな申請が必要だったり、ワクチン接種の予定もあったりで、1カ月も倒れてしまうと生活が成り立たないのです。

で、どうやら5月も乗り切り、もはや季節の変わり目でもなくなったので、かなり油断してしまった途端、強烈な腰痛に襲われて1週間ほどほぼ寝たきりに。

ただし、ロキソニンを飲むと動ける事を知ったので、どうしてもの時はロキソニンを飲んで活動し、それ以外は寝て過ごしました。ロキソニンって、連続して服用するべき薬じゃありませんからね。

昨日くらいからどうやら身動きが出来る様になってきたので、ブログを再開しました。

もう一つのブログと、本家サイトの更新も済ませたので一安心ですw