悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」


何気なく見始めてしまったのですが、かなり面白いですね。


悪役令嬢ものと言えば、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は、少なくとも1期は名作でしたよね。

いや、2期も面白かったですが、アニメに関しては途中で終わった感が強いのでね。

アニメ化されたものしか見てないので仕方ないですけども。


「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は、まだ半分くらいしか放映されてませんので、今後の展開は判りません。

ただ、あまり期待せずに見始めてしまって、一気に6話まで見てしまい、しかも6話は大きなイベントの途中で終わってるんですよ、これがww


どうして途中で、面白いから最後まで待って見るべきだ!って気づかなかったでんしょうかね?w


大抵は途中で気が付くので、全話放送終了してから見始めるんですけどねー。


そのお陰で、人より遅く名作を見ることになるんですがね・・・。

キングダム4期とか、一気見する時間が出来るまで待ってるので、まだ見てなかったりしますからねw


という訳で、この作品はかなり上質だと思います。



ちなみに、同じく秋アニメの「農民関連のスキル~」は3話で切りました。

かなり期待したんですが、ちょっと見続けるのが難しくなってしまいましたw

作画、キャラデザ、脚本、演出、音楽、その他、全てにおいて好みがちょっと合いませんでしたが、こればっかりは好みの問題なので仕方ありません。

またその内に続きから見ることもあるかも知れませんがね・・・

オーバーロード 4期 視聴完了

いや、流石に貫禄の面白さで、実はもう3回くらい見直したりしましたが、やはり面白いです。


なので、長文で感想文を書きますww


1期~3期までも、もう何度も最初から見直したりしてます。


以下、4期を見終わった感想ですが。


原作を読んでませんので、本来がどうだかは知りませんが、この4期は、ちょっとテンポが速すぎるんじゃないかなぁ?という気はしましたかね。


良く言えば、非常にテンポが良いので何話か立て続けに見てしまうんです。

悪く言うと、途中で何の話だっけ?とか、こいつ誰だったっけ?とかいう、最近、めっきり頭の回転が鈍くなって困ってるオッサンな私にとっての問題が生じてしまったりしますw


何度も見直したというのは、そういう事が原因だったりもあるかとます・・・


まぁしかし、見返す気がしなくなる様な出来の悪い作品では無いので、結局、何度でも最初から見直したくなり、実際に何回も見返しています。


オーバーロードはシリーズは全作を通じて、オープニング・テーマ、エンディング・テーマともに素晴らしく、また作中の楽曲も全て完成度が高いこと、そして作画やキャラデザ等も申し分ない事、声優さん達の演技力も素晴らしく、アニメ作品としての完成度はかなり高いです。


それでもどうにか無理矢理に苦言を呈して見ようと思うので、以下は読む価値無し & ネタバレになりますので、ご注意下さい


この作品の基本設定というか、この作品の中心がそもそも「悪」の側に立ってるので、残虐行為や理不尽な展開がるのはまぁ仕方がないのですが、1期2期くらいまでは、アインズの掲げる「大義」が理解出来る展開となっていました。リザードマンとか悲惨でしたが、最後には一応拾われてますしね。


しかし、3期になると、その残虐行為は必要か?という描写が頻発しましたよね。ワーカー達の末路はあまりに惨いものでした。救いの無い、報いの無い末路、という描写と言いますかね。


で、4期ですが、そういった事すらも考える余裕の無い、早い展開で一気に最終話まで一気に視聴してしまう作品に仕上がってます。


登場人物の役割や運命に関しては、まだ物語の途中ですし、そもそも死人が生き返る事も可能な物語でもあるので、割と重要な人物がバンバン死んでいくのは、オーバーロードという作品では普通です。


ですが、時々、そういう最期を迎えるキャラを、そんなに丁寧に描いて活躍させてきた意味ってあるの???と不快に感じることはありますよね。


以前だと、冒険者パーティーの漆黒の剣のメンバー全員がアインズに敵対する相手に惨殺されましたが、アインズが仇を討ってます。ガゼフはアインズによって殺されましたが、ガゼフ自身が望んだことでもあり、後継者的なキャラ設定もありました。


ところが、3期のワーカーパーティーであるフォーサイトは、言わばナザリック側が仕掛けた罠にはまった上に、アインズ自身によってボコボコにされ、部下たちによって惨殺されました。


そうする事によって作品の中では、本来、ただの日本人であるアインズを筆頭にナザリックの面々がそういう価値基準を持ってる、という事が明確にされた、という事はあります。

だけど、普段、垣間見られるアインズの、そもそもがユグドラシルというゲームの上位プレイヤーであり、ただの日本の会社員(未来の話なので今とはかなり違うとは言え)としての驚きや嘆き悲しみ、喜びの基準とかけ離れた所業である点に色々と矛盾を感じますよね。



ただまぁ、この作品はそういう作品だ、というだけの話なんですけど、個人的には、そういった矛盾にこそ、この物語の結末が隠されてるのかな?という感触がしたりもします。



4期では、ブレインが落命しますが、クライムも死にます。ブレインに至っては、もう少しやりようがあったんじゃないか?ってな、やっつけ仕事的な感じの描写でした。ザナック王子も悲惨なもんです。ちょっと殺し過ぎな気がするんですよね。兄のバルブロは判り易い最期だったんですがね。居丈高で無能な王子が調子に乗って殺される、というのはモブ扱いなので、相応しいとは思いますけどね。


まぁ、ザナックは王国貴族の謀反によって殺され、その貴族たちの行動の愚かさに激怒したアインズが、謀反人たちを拷問の場に送り込み、王国殲滅を決意するに至るのだから、何が残虐で何が無慈悲なのか慈悲なのかは分かりませんし、そうやって見ると、それぞれにそれなりの事情は見えて来るんですけどもね。


しかも、ザナック暗殺に落胆したアインズの意思によって王国丸ごと完全破壊というエンディングですが、ペストーニャがずっと見張ってた事もあり、ブレインの死体の氷漬けとかも含めて、新たな伏線にはなってるのかもですね。ラナーとクライムの今後の関係も含めてね。


更に、今までの謎描写について慌ただしく伏線回収をやってますが、アニメだからこそ回想シーンの羅列で済ませてますけど、原作だと文字、文章力でやってる訳なので、もう少し違う表現なのかな?とは思います。


ラノベの原作があってまだ執筆継続中だったり、WEB版でパラレル世界のお話が存在したりする作品である事を知らなければ、「なんだこれ?」ってな感想になってたかも知れませんw


まぁ、最初にちゃんと物凄く高評価してる通り、そういう気になる部分が多々あっても、アニメ作品としては抜群に完成度の高い作品に仕上がってるので、もちろん5期もその次も、しっかり視聴したいと思います。



このブログでは、原作とかWEB版とかには興味が無く、ただただ放映されたアニメ作品としての部分でのみ評価し、感想を述べてるだけなので、アニメ作品以外で異なる展開があったり、既に疑問点が解消されてたりすることもあるとは思いますが、そこは知らない世界という事で無視させて頂きますことはあしからず。

オーバーロード 4期

さすがに貫禄ですね。

他に見るべき作品が無かったので、ついつい見てしまったのですが、本当は最終回までの放映が終わってから一気見しようと思ってたんですよねw


キングダムも同じで、こちらはまだ見ずに堪えてます。


迂闊にも第一話を見てしまった結果、耐え切れずに録画してた物をついつい見てしまい、立て続けに3話まで見て、ハタと気づき、そこでどうにか中断出来ましたww


やはり完全に面白いので、一気見するべきだという判断です。と言う訳で、オーバーロード4期の評価は後日に譲ります。


他でも書くし、これまでも何度もアチコチに書いてるのですが、アニメに限らず、ドラマ作品というのは基本的にストーリーがしっかりしてないとギャグ物以外は作品なんてものは成立しません。

中には、視聴者に解釈を任せる様な作品が持てはやされることもありますが、否定はしませんが、まぁそんなものはやはりインチキなまがい物だと思いますし、基本的には駄作だと断言しますw 理由は、要するに作品が完成していないからです。


しかし、いつもストーリーが完成してから世に出る作品ばかりじゃないどころか、そういうのは少数派なので、どうしても作品は作られながら世に出ていくことが多い訳です。


なので途中でストーリーの辻褄が合わなくなる事は珍しくないのですが、それを超える魅力が無いと、その時点で終わりです。そして多くの作品がそうやって崩壊していきます。


かのSTARWARSですら、初期3作品は一応綺麗に終わったのに、特に3作目が途中からやっつけ作品になってしまったことで、もともとの構想にあったとは言え、EPISODE1という蛇足に発展し、しかもその中に色んな余計な物、ポピュリズム的要素を放り込んでしまったので、最終的には前半3部作はギリギリだとしても後半3部作で完全にメチャクチャになってしまいました。それでもSTARWARSなので完全大失敗という評価にはなり得ませんけどね。


で、話を元に戻すと、まずストーリーがしっかりしてる事。

次にアニメだと、作画と声優さんの演技。実写だと俳優さんの演技。当然、それらは監督、演出家、脚本家の技量によっても大きく変わりますが。

そして最後の要素として、音楽。


この3つが揃わないと名作にはなりません。当たり前の話ですけどねww


テレビアニメ版のオーバーロードは、それらを持ってる作品の一つなのでやはり面白い、という事を言いたかったのでしたw
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